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偉人達の習慣をまねれば、成功に近づける|1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック 許成準(ホ・ソンジュン)

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今回は許成準(ホ・ソンジュン)さんが書かれた
「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」
について解説します。

生まれ持った知能、財産、地位など、この世は残酷なほどにあらかじめ人生が確約されている場合があります。

  • 両親が超一流大卒で子も一流大学
  • 医者の子は医者
  • 政治家の子も政治家
  • 大富豪の世襲
  • イケメンの子もイケメン

などなど、”天は二物を与えず” と教えられたはずの二物を既に持った人たちがいて、そういった方々が影響力を持ち続ける、そんな世の中でもあります。

一方で、

  • 両親の学歴は普通だけど子は一流大学
  • サラリーマンの子がカリスマ的起業家
  • 貧しい家庭に育った子が巨万の富を得る

といった、人生の逆転劇や下克上ともいえる成功者が現れるのも事実です。

ではなぜこうした人たちが出てくるのか?

本書によりますと、大人の知能能力の60%は先天的なもの、40%は後天的なものだと伝えています。

まあ、財産や地位的な先天性はほぼ100%ですが、知能能力の先天性は100%ではないということです。

もし、それが100%だったらどうでしょう。生まれた時点で人生が決定しているということになります。

しかし、そこはさすが神様です。そんなエグイことはしません。本人の頑張りとかやり方次第で逆転できる後天的要素を40%残してくれています。

つまり、その40%を活かせば今から二物を得る可能性もあるということです。

おいおいマジかい。そんな方法あるんだったら早く教えてくれ。
と気になったあなたのために、早速結論をお伝えします。

結論、
圧倒的な成功を生んだ人の習慣を完コピしてください。

完コピは言い過ぎかもですけど 笑、後天的な要素を左右するのは「習慣」が有力とされているので、そのまねをします。

世界的ベストセラーのスティーブン・R.コヴィー著「7つの習慣」でも、成功する人の特長は「考える”習慣”」にあると主張しています。

習慣を変えれば行動が変わり、心も変わり、そして結果が変わります。

分かった分かった。じゃあ具体的にどんな習慣に励めばいいのよ。
となると思いますので、ここから詳細に解説させて頂きます。

本書では、この世で成功を収めた人の習慣を88例紹介してくれています。

成功者の習慣と言っても、一日たった1時間の睡眠で働き続ける、そんなごく限られた人でしか再現できないハードな習慣ではありません。

本書の表紙に「小さな習慣」と書かれている通り、誰でもできるとか、頑張ればギリできるかなーみたいな習慣です。

題目のライフハックとは、毎日の小さな行動で人生に大きな変化をもたらすテクニックのことです。それを愚直に実行すれば、向かうはずだった人生のコンパスを意の方向に変えられるかもしれません。

だからと言って、別に今から歴史に名を刻む、そんな偉大な能力を身に付ける必要なんてないです。

自分の目標を達成するとか、徳を積んだ人間になるとか、本質的なゴールを目指すことで全然OKですので、そういった意味での成功を収めるためにもぜひ最後まで見て行ってください。

ではいきましょう!

目次

最初に下準備として

ではまず下準備として、本書で紹介されている目的別ライフハック5つのジャンルについてご紹介します。

  1. 集中力を強化する
  2. アイデアが湧いてくる
  3. 仕事の生産性を上げる
  4. ストレスに打ち勝つ
  5. 学び、自らを高める

この中から、あなたがぜひ身に付けたいという目的に合わせて習慣をチョイスするでも良いですし、88例つまり88人の偉人たちの習慣の中から、最も尊敬する人の習慣をまねるでもOKです。

さすがに全部は紹介できませんので詳細は本書をお買い求めいただくとして、

  • この習慣はぜひ試したい!
  • この人はこんな驚きの習慣を持っていたのか!
  • 同じことはできないけど、真似するとしたらこんな風かなー

といった視点で、偉人達の中からギュギュっと3人に絞り習慣を解説させて頂きます。

習慣をまねるのはいいけど、本当に効果があるの?
と考える方もいると思いますが、そこはご安心ください。本書にはその習慣の意味、業績への影響、科学的根拠が解説されています。

効果を疑いながらまねをしても結果は期待できませんので、理由を理解した上でまねるということも重要なポイントです。

では、さらに行きましょう!

孫正義氏の習慣

まず1人目。
「アイデアが湧いてくるライフハック」のカテゴリーから、孫正義氏の「毎日5分ひとつのアイデアを考える」について解説します。

孫さんは言わずと知れたソフトバンクグループの創業者。19歳の時にアメリカ留学して、食事・睡眠以外の時間は勉強するほどの努力を重ねました。

しかし、父の病気で月20万円の留学資金が途絶えるかもしれないという状況に。
そこで、孫さんは本気で考えました。

「1日5分だけ働いてひと月に100万円以上稼ぐ方法はないものか?」と。

今ならネットを利用して何らかの形でドカンと稼げる可能性もありますが、終身雇用・時間労働・額に汗してなんぼ、という価値観が当たり前の時代に、全く違うぶっ飛んだ発想ができてしまう、そこはさすが孫さんです。

周りからバカにされても考えを変えることなく、1日5分100万円を達成するために突き進みます。

そこで自らに課したのは、

  • 1日ひとつ発明する
  • 考える時間は5分に限る
  • 5分考えてもアイデアが出なければその日はあきらめる

という習慣でした。

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この5分というリミットと、アイデアが出なければその日はあきらめる、という強弱のある習慣が長く続けるキモかなーと思います。

そして開発したのが、後の電子辞書のベースとなった音声付き自動翻訳機です。孫さんはこれをシャープに売ったのですが、その額なんと1億6千万円。45年前のことですから、今の額だとどれくらいですかね。

こうして、考える習慣を続けることで100万円どころじゃない大金を手にしたわけです。

ちなみに現在の翻訳機は、AI機能搭載・翻訳スピード1秒・100言語対応、とかです。もちろんスマホのアプリもあります。すごい進化ですよね。

元FBI長官の習慣

そして2人目。
「ストレスに打ち勝つライフハック」のカテゴリーから、
ジョン・エドガー・フーヴァー氏の「情報を身を護る盾とする」について解説します。

この人をご存じじゃない方もいると思いますが、FBIの初代長官です。

この人の凄さっていうのはFBIの長官になっただけじゃなく、FBIが創設されてから死ぬまで48年間その座に君臨したっていうことです。

ちょっと違うかもですが、日本でいえば任期2年の警察庁長官を48年間ずっとやってるみたいな感じでしょうか。わけ分かりませんよね 笑

そんだけ権力を持ち続けたらほとんどの人は汚職起こすから、絶対に引きずり出されます。

じゃあなぜ、奇跡的に長期に渡ってFBI長官に君臨し続けられたのか?
それを実現させた習慣は何なのか?

答え、
自分の権限を利用して、政治家たちの汚点を収集する習慣を持っていたからです。

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フーヴァー氏はこの習慣が徹底していて、時には政治家の自宅のごみ箱も漁って調べつくしたり、違法に盗聴を仕掛けスキャンダルの証拠をつかんでいったりしたそうです。
FBI長官が違法な盗聴するってのもかなりエグイですよね。

そして、退任を促す政治家が現れたら、ここぞとばかりにスキャンダルを取り出して退任を回避していたわけです。

このおっさんガチでヤバい人なんじゃないかと思いきや、一方で今となっては当たり前となっている科学捜査を積極的に導入したという大きな功績もあったりで、在任期間が長く保てたのかもしれません。

しかし、フーヴァー氏と同じく弱みを握って地位や収入を安定させる習慣というのをフリーランスの方がまねるとすると、発注してくれている人の弱みを握って仕事を取るみたいになるので、これはかなり微妙かもです。

この考え方を自分たちに活かすとすれば、
そうですね、
例えば、発注してくれている方の仕事の一部を完全に自分の物にして、自分がいなければこの仕事が回んないぜ、みたいなレベルまで持っていけば必ず発注してもらえますよね。

つまり、発注者のプライベートな弱みを握るんじゃなくて仕事を握る、つまり仕事の弱点を見つけて徹底的に補ってあげる、ってゆう考えを身に付ける習慣です。

そうすれば、仕事も収入も安定して不安定な状態から抜け出せるし、発注側も弱点補強できるから喜ぶんじゃないかなって思います。

歴史的偉人の習慣

最後3人目。
「学び、自らを高めるライフハック」のカテゴリーから、

  • ビル・ゲイツ
  • ブルース・リー
  • ナポレオン・ボナパルト

について解説します。

3人目と言っておきながら3人同時に紹介させて頂きますので、そこはご了承ください 笑

  • ビル・ゲイツは、マイクロソフトをはじめとした実業家であり現在は慈善事業家
  • ブルー・スリーは、1970年代にハリウッド映画「燃えよドラゴン」などで活躍した武術家・俳優・映画監督
  • ナポレオン・ボナパルトは、1700年代後半のフランス革命期の軍人・皇帝・革命家

おいおい、時代も実績も違う3人をまとめてどう解説するの?
と思われたかもしれませんが、3人には共通点した習慣があります。

結論、
読書です。

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ビル・ゲイツはいくら忙しくても読書は欠かさず、休みは読書のために取るというほどの読書家。得意のプログラミングだけじゃなく、読書により文科系、経営戦略、トレンドにも精通していたから、パソコンのOS市場を席捲できたのです。

ブルー・スリーは、大学の哲学科卒ということで哲学者的側面もあります。武術の実践だけでなく読書を通して、

  • 相手を早く制圧できる方法
  • 殴られても被害を最小限にする鍛錬
  • 武術に応用できるトレーニング方法
  • 栄養摂取はなにがいいのか

といった理論の研究もしていたようなんです。

ナポレオンは、戦に1000冊以上の本を携え、現代の起業家の多くが今なおバイブルとしている紀元前の中国で書かれた戦略書「孫子の兵法」を読んでいたとされます。

読書で得た知識を使い卓越した戦略・戦術で戦争に勝利し、イギリス・オスマンなどを除いたヨーロッパのほとんどを支配。

それだけじゃなく、所有権の絶対性、契約の自由、過失責任主義(被害の発生で損害賠償責任を負うのは、故意過失の場合だけ)など、現代の民法の基盤となったナポレオン法典を生み出しました。

お恥ずかしい話、
歴史に名を刻む結果を残した人は、なんだかんだ頭がいいから出来たんでしょ。みたいに思っていましたがすみません、完全に早とちりでした。

能力に磨きをかけるべく読書で多くの知識や価値観を得て、それらを自分の中に溜め込む。そして、思い切って行動に起こしてみる。そういった泥臭い側面も持ち合わせているのです。

つまり、読書を習慣にすることで、自分が認識する世界とは全く違った知識を得て視野を広げる。そして大胆にアウトプットしてビジネスに活かす、という話です。

ここまで読んで頂いている方は意識の高い方だと思いますので、読書の大切さというのはものすごくご理解頂けるんじゃないかと思います。

フリタメ的学び

ということで、今回は許成準さんの著書、
「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」
について解説しました。

まとめると、本書は成功者、実力者、歴史的偉人の方々が好んでやっていた知られざる習慣と、その意味が詰め込まれたおすすめの一冊です。

習慣の中にも目的や効果に何通りかあって、

  • 意思決定に力を注ぐため、それ以外は無頓着にする習慣
  • ストレスを溜めないために、毎日決まった動作をする習慣
  • ビジネスで生き残るための、日々学び続ける習慣

などです。

偉業を成し遂げてきその裏には、それを知れば誰もがうなずける習慣、逆に一般人には全く理解できない習慣などが存在していたということです。

でも、習慣っていうのは偉人だけじゃなくて、なんだかんだで自分たちにもありますよね。

それをやらないと違和感があるとか、気分が乗らないとか、そいうった事です。

私フリタメは、10年前から始めた習慣として、朝5時に起きて犬と散歩をしています。というか犬に散歩させられているんですが、朝一で軽い運動と外の空気を吸うと一日の始まりにスイッチが入る感覚があります。

そして、夜も散歩です 笑 歩きながら頭の中で一日を整理します。歩くことでストレスが軽減したり適度に疲れたりもするので、すんなり眠りに入れる効果もあります。

昔は散歩なんてしなかったんですが、効果を実感してから完全に習慣化しました。

もし、仕事や私生活で自分が納得いかない結果しか出ていないとしたら、思い切って習慣を変えたり、新しい習慣を取り入れてみるのがいいかもです。実際やってみると、違った考え、違った発見があるはずです。

あまり意識しすぎて継続が難しい習慣を始めても逆効果なので、先ずは達成が簡単な習慣、
例えばそうですね、

  • 寝る前にヨガとか5分間瞑想してみる
  • 1日1回必ずガッツポーズしてみる
  • 発想が出ない時は猫の肉球を触ってみる

とかでしょうか。

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なにかしら習慣を変えてみると、集中力が増したり良いアイデアが思いつくようになるとか、意外な効果を発見するかもしれません。

それでも効果が出ないという方は、偉人たちの習慣をそのまま取り入れてみましょう。そこから自分に合ったオリジナル性を発見して行けば全然OKです。

という感じで今回は締めさせて頂きたいと思います。
以上でございます!